とくにマイナスの出来事が起こったとき、それにとらわれて、なかなか抜け出ることができません。そして冷静な判断ができなくなり、本来の柔軟な意識の自由性がストップしてしまいます。厄介なのは、これがあなたの現実に影響を与えるということでしょう。(運命低下,事故,病気など)
真の自由とは、制限された環境,たとえば今あなたが置かれている環境から逃げずして、心の自由性を獲得することです。
いまどのような物質的,精神的状況であっても、自分のそうしたあらゆる感情から自由になり、それを超えたところから現実を変えるひらめきを得る方法を,私は提案したいと思います。
自分の感情,思考を客観的に眺めてみる
これにはちょっとしたコツがあります。イメージ的にいえば,何かショックなことがあったときに、自分のそうした感情や思考を、まるで雲を眺めるように距離を置いて非人間的に観察することです。そして心の中でこんな風にいうことです。
「例*(こわい!)という想念が流れてきた。(このやろう!)という想念が流れてきた。(かなしい〜)という想念が流れてきた。(おれはきみをゆるさないぞ〜!)という想念が流れてきた。etc....」
このように(〜という想念が流れてきた)と付け加え過去形で語り、あくまでも第三者的に観察します。
まとめ
これをあるがまま観察と読んでいますが、そうすることにより、あなたのそうした想念の雲は、あなた自身に蓄積せずにあなたの心の自由感に影響することなく、流れ去ってしまうのです。つまりたまることがなく,おまけとして起こったことに対する思いも寄らなかった深遠な気づきの知恵がもたらされます。そしてあなたは体で理解し、その起こったことから自由になるのです。それは理解と喜びを持って体感されますから、あなたはいつでもウィットに富んだ、頭の回転の速い面白い人と思われるでしょう。
これは善悪などの価値判断を手放すことにより、それから自由になる有効な方法です。つまりいいこと、悪いことが教えてくれているあらゆる学びの気づきを、あなたは最大のスピードと,最小限の労力で進むため、成長が加速されて行くことになります。
注意しなければならないのは、知らず知らずのうちに、意識が散漫になり、こうした方法をつい忘れてしまうことです。ですから,意識的に想念を観察するように努めることが必要となってきます。
この効果を体感する一番の方法は、家庭内で家族の人と何かつまらないことで喧嘩したとき(よくあることですね、あるがまま観察を実行してみることをお勧めします。きっと何かがわかるでしょう。
なれればいろんなシチュエーションで行ってみてください。
それでは一刻も早く絶対自由を体得されることをお祈りしています。